福沢諭吉がお札の肖像画となった理由は?

 

たとえ歴史が嫌いでも、この人のことを嫌いだということは聞いたことがありません。

福沢諭吉、そう一万円札の人です。

数いる歴史上の偉人の中で、なぜ彼が選ばれたのでしょうか。

今回は、福沢諭吉がお札の肖像画に選ばれた理由についてご紹介します。

福沢諭吉がお札になった理由

日本の最高券面額、一万円の肖像画に選ばれた福沢諭吉。

その理由を探る前に、まずは歴代「 一万円札に選ばれた人 」をご紹介しますね。

一万円札になったのはたったの二人だけ

一万円札が発行されるようになったのは、昭和33年(1958年)のこと。

決して長い歴史はないのですね。

では、その肖像画に選ばれたのは誰がいると思いますか?

聖徳太子【1958年~1983年】

福沢諭吉【1984年~現在】(2018年1月現在)

なんと、この二人だけなのです。

紙幣や硬貨というものは偽造防止のため、最新の技術を用いた新しいデザインを採用していく必要があります。

ですが、覚えている方も多いはず。

平成16年(2004年)秋、五千円札と千円札の肖像画は変更※されたものの、一万円札の福沢諭吉だけは変わらなかったのです。

【五千円札】新渡戸稲造(にとべ・いなぞう)→ 樋口一葉(ひぐち・いちよう)
 【千円札】夏目漱石(なつめ・そうせき)→ 野口英世(のぐち・ひでよ)

なぜ福沢諭吉が連投しているのか、ますます気になりませんか?

財務省が公表している理由

では、紙幣の肖像画を決めているのは誰なのでしょうか。

調べてみたところ、財務大臣が決定権を持っているようです(日本銀行法第47条第2項)。

そこで財務省のHPにアクセスしてみたところ、福沢諭吉が一万円札の肖像画に選ばれた理由が載っていました。

最高券面額として、品格のある紙幣にふさわしい肖像であり、また、肖像の人物が一般的にも、国際的にも、知名度が高い明治以降の文化人の中から採用したものです。

福沢諭吉が選ばれたポイントとしては、

(1)品格のある紙幣にふさわしい

(2)知名度のある明治時代以降の文化人

ということなのですね。

福沢諭吉は近代日本において学問の重要性を説き、教育者としても評価された人ですよね。

ですので、そう言われてしまえばぐうの音も出ません。

他に考えられる理由

では、なぜ福沢諭吉は連続して選ばれることになったのでしょうか。

先ほど挙げた(1)と(2)の条件を充たす人物は、他にもいるような気がするのですが・・・・・・。

それは紙幣のデザインが変更された2004年当時、偽造防止を目的とする新札の発行を短期間で行うため

発行枚数の多かった一万円札の肖像画は福沢諭吉のままにしたと言われているようです。

他にも、当時の首相は小泉純一郎氏、財務大臣は塩川正十郎氏とともに慶応義塾大学出身。

そこで慶応義塾の創始者である福沢諭吉を外すことができなかったのではないか?

という本当かどうかわからない噂もあるようです。

もし、「 次にお札になる人を自由に選んでいいよ 」と言われたら、アナタは誰を選びますか?

きょうのまとめ

今回は、福沢諭吉が一万円札の肖像画となっている件についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

① 今まで一万円札の肖像画に選ばれたのは、聖徳太子と福沢諭吉だけ(2018年1月現在)

② 品格のある紙幣にふさわしい・知名度のある明治以降の文化人といった理由で福沢諭吉は選出された

③ 2004年当時、一万円札の発行枚数が多かったため、変わらず福沢諭吉が採用された

④ 当時の首相・財務大臣が慶応義塾大学出身者だったから変えなかったという噂もある

こちらのサイトでは、他にも福沢諭吉に関する記事をわかりやすく書いています。

ご興味をお持ちの方は、ぜひご覧になってくださいね!

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