福沢諭吉の『 学問のすすめ』って読んだことある?耳の痛い名言も

天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず

こちらは福沢諭吉の著書『学問のすすめ』の冒頭に出てくる有名な言葉、

ご存じの方も多いはずです。

しかし、実際に『 学問のすすめ 』を読んだことのある方は、どれくらいいらっしゃるのでしょうか。

今回は『 学問のすすめ 』とは何か、またその中に出てくる名言をいくつかご紹介していきます。

『 学問のすすめ 』とは

『 学問のすすめ 』は明治5年(1872年)に初編が発刊された、福沢諭吉の本です。

国民の10人に1人が読んだ?

この本の中で福沢諭吉は、日本のどんなところが世界には通用しないのか、

先進国と対等な付き合いをしていくためには何が必要なのか、ということを書いています。

当初は初編のみの予定だったものの、あまりの人気ぶりに十七編まで発刊されました。

結局340万部以上のベストセラーとなり、延べ数で考えると当時の日本国民の10人に1人は読んでいた計算になるそうですよ。

この本をきっかけとして、日本は欧米の知識を吸収することに努め、文明開化に成功したとも言われています。

それほどに当時の国民に影響を与えた本だったのです。

諭吉は学問をすすめただけじゃない

ベストセラー作家となった福沢諭吉のもとには、たくさんのお金が舞い込むことになりました。

しかし福沢は贅沢を好まず、それを私塾(慶應義塾)の経営に回していたそうです。

また他人に学問をすすめるだけではなく、本人も必死に勉強していたといいます。

当時の最先端の知識をいち早く吸収し、それを優しく噛み砕いた講義を慶応義塾で行っていたそうです。

『学問のすすめ』の名言4選

それでは『 学問のすすめ 』の中に出てくる名言を、いくつかご紹介していきますね。

天は人の上に人を造らず

天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず

これは『 学問のすすめ 』の中で、最も有名な言葉ですよね。

現在を生きる私たちにも響くものがありますが、この本が発行されたのは明治初頭。

それまで身分社会が長く続いてきた日本では、人間が生まれつき平等であるという考え方はかなり斬新だったことでしょう。

賢人と愚人との別は

賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとによりてできるものなり

人間が生まれつき平等であるならば、差はどこで付いてくるのでしょうか。

福沢諭吉は、その人が勉強したかしないかであると説いたのです。

特に、実際に役に立つ「 実学 」を学ぶべきだと言っています。

この人民ありてこの政府あり

この人民ありてこの政府あり

今も昔も、国民は政治が悪いと非難することがあります。

ですが福沢諭吉に言わせれば、そんな程度の国民なのだから、政府もその程度なのです。

これはかなりの皮肉ですね。

自分の努力不足は棚に上げて、政府に不満を言うのはおかしい。

愚かな政治は、愚かな自分が招いた災いであると。

耳が痛いですね。

独立の気力なき者は必ず人に依頼す

独立の気力なき者は必ず人に依頼す、人に依頼する者は必ず人を恐る、人を恐るる者は必ず人に諛(へつら)うものなり

他人の力に頼る人は、結局人にへつらうようになります。

そういった人は、皆さんの周りにもいらっしゃいませんか?

あるいは自分自身がそうであるかもしれません。

一番恐ろしいのは、へつらうことに慣れてしまうことです。

恥を恥とも感じず、言うべきことも言わなくなる。

目上の人間がやれ、と言ったことを何も考えずにやるのは飼い犬と一緒だと福沢諭吉は言っています。

こちらもかなり耳の痛い言葉でした。

きょうのまとめ

今回は福沢諭吉の『学問のすすめ』についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

① 『学問のすすめ』は明治の大ベストセラーになった本

② 当時の日本国民に多大な影響を与えた

③ 『学問のすすめ』には今の私たちも耳の痛くなる名言が書かれている

こちらのサイトでは、他にも福沢諭吉にまつわる記事をわかりやすく書いています。

ご興味をお持ちの方は、ぜひご覧になってくださいね!

[関連記事]









合わせて読みたい記事



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

5 × four =