「この世をば」を詠んだ藤原道長とそのライバル
摂関政治の頂点を極めた藤原道長が残した自信と満足感と奢りにあふれた和歌があります。 どうもこの歌のせいで道長は彼自身の印象を悪くしているようです。 同時にこの歌で日本史上における彼のインパクトはさらに強いも…
摂関政治の頂点を極めた藤原道長が残した自信と満足感と奢りにあふれた和歌があります。 どうもこの歌のせいで道長は彼自身の印象を悪くしているようです。 同時にこの歌で日本史上における彼のインパクトはさらに強いも…
平安時代末期、源平合戦において源氏側の兵として従軍し、源氏の勝利に大きく貢献した 那須与一なすのよいち。 弓の名手として、船上の扇の的を射落とした逸話には心躍らされます。 …というより、「扇の的の話しか知ら…
平安時代末期、源義経よしつねに仕えて源平合戦に従軍し、「屋島の戦い」での活躍から一躍その地位を確立した武将・那須与一なすのよいち。 扇の的を70メートル先から射貫いてみせた逸話はあまりにも有名で、史上稀に見…
1180~1185年の源平合戦で、源氏側の兵として活躍した 那須与一なすのよいち。 彼の逸話で特に有名なものは、「屋島やしまの戦い」での「扇の的伝説」でしょう。 なにを隠そう、平家物語の目玉にもなっているエ…
1185年それまで栄華を誇っていた平家を壇ノ浦で滅ぼし、鎌倉幕府を開いた人物といえば 源頼朝みなもとのよりともです。 頼朝は関東を平定し、1192年には征夷大将軍に任ぜられました。 そんな源頼朝とはどんな人…
紀貫之きのつらゆきは、『古今和歌集』の撰者や『土佐日記』の作者としても有名です。 朝廷での官位はあまり高くありませんでしたが、日本文学に多大な影響を及ぼした偉大な人物です。 今回は紀貫之を生んだ、名門紀氏の…
『古今和歌集』の撰者といえば、紀貫之きのつらゆきが有名ですね。 紀貫之らは他の人の歌だけでなく、自分たちの歌も多く選んでいました。 今回は『古今和歌集』に残された、紀貫之の代表的な歌を紹介します。 &nbs…
紀貫之きのつらゆきによって書かれた『古今和歌集仮名序こきんわかしゅうかなじょ』は、後世の日本文学に大きな影響を与えたと言われています。 そもそも『古今和歌集仮名序』とは何なのでしょうか。 そして、そんなに素…
平安時代に活躍した 歌人・紀貫之きのつらゆき。 日本の学校では国語の時間、必ずと言っていいほど、彼の和歌について習いますよね。 ですが紀貫之は歌人である以前に、朝廷に仕える役人であったことをご存知でしょうか…
「男もすなる日記といふものを女もしてみむとてするなり」 どこかで聞いたことがある文章ですよね。 おそらく学校の古文の時間に習ったはず、『土佐日記』の冒頭文です。 今回は『土佐日記』の概要と紀貫之きのつらゆき…