平敦盛の笛と首と宝を守り続ける寺
兵庫県神戸市須磨区にある古刹・須磨寺。 この寺は、平敦盛の菩提を弔う寺です。 ここには、寺宝とされる「青葉の笛(小枝さえだの笛とも呼ばれる)」が守られ続けています。 平敦盛でいっぱいの寺 須磨…
兵庫県神戸市須磨区にある古刹・須磨寺。 この寺は、平敦盛の菩提を弔う寺です。 ここには、寺宝とされる「青葉の笛(小枝さえだの笛とも呼ばれる)」が守られ続けています。 平敦盛でいっぱいの寺 須磨…
『平家物語』において、若くして命を失った貴公子として知られる 平敦盛たいらのあつもり。 彼の最期が悲劇として現代に伝わったのは、敦盛が平家において中心的な家系の出身であり、 美少年だったことが挙げられます。…
悪女、平安時代のクレオパトラ、などと呼ばれることもある 藤原薬子ふじわらのくすこ。 男性と比べ、女性が歴史の表舞台に登場することは多くありませんが、 「薬子の変」というように名前が事件の呼称となった張本人の…
平安時代初期に起きた事件「薬子の変」。 昨今は「平城太上天皇の変」とも呼ばれるこの事件の中心人物に、 平安時代の屈指の美魔女・藤原薬子ふじわらのくすこがいます。 実はこの事件が原因で、平安の色男・在原業平の…
小野家は遣隋使・小野妹子を祖にもつ貴族で長く外交に携わった家系です。 現代それほど知られた人物ではないかもしれません。 そこで今回、小野篁おののたかむらがどんな人物で、 どれほど魅力的だったかについてご紹介…
その昔、流罪というのは絶望ものの刑でした。 家族や都から遠くはなれて不自由な暮らしをし、流刑先で亡くなってしまう人もいました。 朝廷で有能官吏として活躍していた小野篁おののたかむらは、嵯峨天皇の怒りに触れて…
平安初期の朝廷で参議として活躍した公卿・小野篁は優れた政務能力で知られた人物でした。 そんな彼は遣唐使の副使として選ばれます。 しかし、篁のあだ名は「小野の普通じゃない、反骨精神あふれる奴」を意味する「野狂…
平安初期の朝廷の重職に就いていた小野篁おののたかむらは、異界、冥界と呼ばれる不思議な世界に半分暮らしていたと言われる人物です。 異界といえば、同じ平安時代の陰陽師の安倍晴明もその霊力の凄さで知られていますね…
保元の乱で源義朝や平清盛ら武士が台頭し、武力を持つことの凄さを自覚することになりました。 3年後の平治の乱では、さらに武士が中心となって事件が進みます。 そしてこれが源義朝最後の戦となりました。  …
保元の乱は武士が中央に進出することを決定的にした事件です。 源義朝は、その乱で勝利した側の武将でした。 しかし、彼は素直に勝利を喜べたわけではなさそうです。 乱が起きるまでの背景 1156年に…