水野忠邦の家紋は沢瀉(おもだか)紋。背負う男たちのヒストリー
水野忠邦みずのただくにの水野氏の家紋は 「沢瀉おもだか紋」。 沢瀉とは水田や湿地、水辺などに自生している植物です。 葉の形が鏃やじり(矢の先っぽのとがった部分)ににていることから、戦での縁起物として紋様など…
水野忠邦みずのただくにの水野氏の家紋は 「沢瀉おもだか紋」。 沢瀉とは水田や湿地、水辺などに自生している植物です。 葉の形が鏃やじり(矢の先っぽのとがった部分)ににていることから、戦での縁起物として紋様など…
井原西鶴の時代には、 大みそか を越すということは大変なことでした。 何せ、一年の決算でしたから、 お金の貸し借りを チャラ にしなくちゃなりません。 井原西鶴は言います。 「商人たるものは元日から油断なく…
とんでもレベルでの貨幣改悪(お金にふくまれる金・銀などの割合を減らし、発行しまくる)! 無理やり出世するためのわいろ資金集めに借金をバシバシ踏み倒す! 自分が出世するためなら家が石高格下げになり、家臣とその…
“天保てんぽうの改革”でおなじみの 水野忠邦みずのただくに。 彼のお墓は茨城県結城ゆうき市にあります。 ここは忠邦の水野家が大坂の陣での活躍により、大名領として初めて与えられた地であります。 今回はこの水野…
武士 という言葉を私たち日本人、 ことに男性は好みます。 今や世界が憧れる SAMURAI 元禄の文人井原西鶴流の「武士道」と「義理」の物語。 見てまいりましょう。 武士と徳とは? 武士の興り…
『日本永代蔵(にほんえいだいぐら)』 永代(末永い)蔵を建てる。 すなわち、 長きにわたって「お金持ち」でいられるようになるにはどうすればいいか? を説いた”自己啓発本”です。 さすがは商都大坂でもまれ、成…
井原西鶴には1人の娘がおりました。 その女性は盲目であったようです。 父と娘。 わたしたちが人間である限り、 どこにでもごくごくよく見かける光景です。 しかし、その関係は人により、また時により、千差万別。 …
浮世草子 とは 井原西鶴によって確立された文学のひとつの”系統”です。 今風に言うなら、 大衆文学 あるいは、 江戸時代のラノベ(ライトノベル) とすら評されております。 井原西鶴の活躍したのは 元禄時代。…
まだ一昔前までは江戸時代三大改革のひとつ「天保の改革」の主導者として結構ネームバリューがあったものです。 しかし、最近は……。 「失政大魔王」の呼び声高く、 一部では 「江戸時代を事実上終わらせたのはコイツ…
「俳諧の 息の根とめん 大矢数(おおやかず)」 貞享(じょうきょう)元年(1684年)井原西鶴満38才の時、 “すみよっさん” こと、 大坂の住吉大社の社前で執り行った独吟会にて、 なんと一昼夜かけて次から…