戦国大名の顔といえば、
お城ではないでしょうか。
戦国大名というよりも、もはや日本史を代表する織田信長のお城は、
一体どのようなものだったのでしょうか。
今回は、信長の城「安土城」と「岐阜城」にまつわるエピソードをご紹介していきます。
もちろん織田信長も登場する明智光秀が主役の「麒麟がくる」がはじまりますね。
関連記事 >>>> 「2020年大河ドラマ 「麒麟がくる」とはどんな内容?キャストは?」
「麒麟がくる」各回のあらすじとレビュー記事はこちらをどうぞ。
関連記事 >>>> 「2020年大河ドラマ 「麒麟がくる」」
【キャストビジュアル公開】
織田信長(おだ・のぶなが)
染谷将太#麒麟がくる pic.twitter.com/7ZP3ZlJDHT— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」初回1月19日(日)放送@NHK (@nhk_kirin) December 22, 2019
タップでお好きな項目へ:目次
斎藤氏を滅ぼして手に入れた岐阜城
「岐阜城」はもともと斎藤道三の居城であり、当時は「稲葉山城」と呼ばれていました。
1567年信長は、道三の孫・斎藤竜興を破り、稲葉山城に入ります。
岐阜は信長が変えた地名
稲葉山城に入城すると、その地名を「岐阜」に改名しました。
現在も岐阜県がありますが、信長由来の地名だったのですね。
ちなみに、信長以前の時代にも「岐阜」という名称は用いられていたそうです。
しかし公式に変更されたのは、信長が岐阜城を居城にしたときからと言われています。
もし信長がいなければ、現在の岐阜県は何県になっていたのでしょうか。
「天下布武」を使い始めたのもこの頃
その後信長は安土城に移るまで、岐阜城を居城にしていました。
有名な「天下布武」を使い始めたのも、岐阜にいた頃だと伝えられています。
岐阜城を拠点に、天下を武の力を持って統一することを内外に知らしめたのです。
当時の美濃国は、全国でも5本の指に入るほど豊かな国だったといわれています。
そのため、斎藤氏を滅ぼしたことにより、3万という兵力を養うことができるようになったそうです。
岐阜城を手に入れたことにより、天下統一への自信がより一層湧いたのかもしれません。
魅せる城!安土城
織田信長の城で最も有名なのは、近江(滋賀県)に築かれた「安土城」ではないでしょうか。
のちに安土桃山時代と呼ばれるほど、時代を象徴するお城です。
ライトアップを行ったことも
安土城は5層7階、豪華絢爛なその姿は見る者を圧倒したと伝えられています。
ヨーロッパから来た宣教師たちでさえも、驚いたそうです。
まさに信長の権力を、簡単に目に見えるようにしたお城でした。
当時の諸大名・家臣、そして庶民までもが城を見学できたそうです。
1581年7月15日には、なんと安土城で日本初のライトアップイベントが行われました。
という風に書くと、現代的に感じますね。
城に提灯をつるし、さらに家来たちには松明を持たせて明るくしたそうです。
多くの見物人が訪れたそうで、今も昔もライトアップイベントは人気であることがわかります。
そして見物客の多くが、信長の権力をまざまざと見せつけられたことでしょう。
1579年に落成した安土城でしたが、1585年に焼失してしまいます。
時代を象徴し、時代とともに幕を閉じたお城です。
信長は天主閣に畳を敷いて暮らしていた?
お城には「天守」や「天守閣」と呼ばれる部分があります。
どこかのお城で登ったことのある方もいると思いますが、とても長めの良いところです。
城主はこんなところに住めて最高だなと思いがちですが、それは誤解です。
普段、城の主が暮らしているのは、もっと低くて生活のしやすい場所です。
「天守」はまさに最後の砦、追い詰められたときに切腹をするような場所だったのです。
しかし、唯一の例外と言われているのが織田信長です。
信長は、安土城の天守に畳を敷いて暮らしていたそうです。
現在で言うところの、高層マンション暮らしを楽しんでいたということでしょうか。
さすが、信長ならではの破天荒なエピソードでした。
きょうのまとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
織田信長のお城にまつわる逸話をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
簡単にまとめると
① 「岐阜」と命名し、天下統一への足掛かりとした
② 「安土城」を築き、自身の権威を知らしめた
と言えるのではないでしょうか。
他にも織田信長について、色々な記事を書いています。
よろしければお読みになってください。
織田信長の年表を含む【完全版まとめ】記事はこちらをどうぞ。
関連記事 >>>> 「織田信長とはどんな人物?簡単に説明【完全版まとめ】」
その他の人物はこちら
関連記事 >>>> 「【安土桃山時代】に活躍したその他の歴史上の人物はこちらをどうぞ。」
関連記事 >>>> 「【時代別】歴史上の人物はこちらをどうぞ。」
コメントを残す