現代にも通じる毛利元就の名言

 

毛利元就は、一代で中国地方の覇権(はけん)を手に入れました。

毛利家は小さな領主にすぎませんでしたが、元就は様々な知略・戦略を駆使して、

後の世に名を残す戦国大名に成長するのです。

知将と言われ、非常に頭がよく戦略家だった元就は、数多くの名言を残しています。

その名言のひとつひとつが、現在に生きる私たちにも通じるものがあります。

元就はどんな名言を残したのか、一緒に見ていきましょう。

 

毛利元就の名言とは

一年の計は春にあり

一年の計は春にあり、一月の計は朔(さく)にあり、一日の計は鶏鳴(けいめい)にあり

【一年の計画は春に立て、一ヶ月の計画は(その月の)一日に立て、一日の計画は朝に立てる】

春が一年の始まりですから、春には一年分の計画を立てなさい。

次に今月するべき目標をその月の始めに立てなさい。

そして、その日の計画は朝に立てるように。

始めに計画を立てれば、おのずと今するべきこと、しなくてはならないことが分かってきます。

物事を始めるのには、しっかりと計画を立てることが大切です。

計画を立て、その目標に向かってコツコツと努力していくことが大切だと教えているのです。

百万一心(ひゃくまんいっしん)

百万一心(ひゃくまんいっしん)
【百万の心を一つにする】

みんなが心を一つにして、一致協力すれば、成し遂げられないことはない。

これは、吉田郡山城(よしだこおりやまじょう)の拡張(かくちょう)工事の際に、

人柱(ひとばしら)の代わりに埋めた石碑(せきひ)に書かれていた言葉です。

工事を進めるなかで、どうしても崩れてしまう石垣があり、人柱を立てるしかない、

と家臣が進言したところ、元就はこの言葉を石碑に彫って人柱の変わりに埋めろ、と命じました。

それから石垣は崩れることなく、工事は無事に終わったということです。

家臣が協力し、団結することの大切さを説いているんですね。

この矢一本なれば、最も折りやすし。

この矢一本なれば、最も折りやすし。しかれども一つに束ぬれば、折り難し。汝ら、これに鑑みて、一和同心すべし。必ずそむくなかれ

【一本の矢は簡単に折れてしまうが、束になれば折ることは難しい。お前たち、このことを良く考えて、力を合わせなさい。必ずそむいてはいけない】

三人の息子たちに、矢が三本になれば簡単に折れることはないから、兄弟力を合わせて国を守って欲しい。

と送った言葉です。有名な「 三本の矢 」の元になった名言です。

ここでも元就は、兄弟力を合わせて協力することの大切さを伝えているんですね。

元就は家督争い(かとくあらそい)で、弟を自刃(じじん)に追い込んでいる過去があります。

兄弟仲が良かった弟だったことから、元就は生涯そのことを悔やんでいたといいますから、

自分の子供たちには争って欲しくない、という強い思いがあったのかもしれません。

きょうのまとめ

計画を立てて実行しなさい、という知将らしい名言を残す一方で、

協力して力を合わせることの大切さや、団結することの大切さを語っている毛利元就。

現代を生きる私たちにとっても、学校や社会で大切なことです。

まず、明日の朝に一日の計画を立ててみましょうか。

 

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