佐賀藩に生まれた
大隈重信。
二度も日本の総理大臣を務め、有名大学の創設者でもある大隈は佐賀の誇りでもあります!
そこで今回は、佐賀市にある大隈記念館についてご紹介していきます。
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佐賀市にある大隈重信の記念館
生誕125周年記念
1967年11月に開館した大隈重信記念館は、大隈誕生125周年を記念してつくられました。
記念館の設計を手掛けたのは早稲田大学で建築学科の教授を務めた今井兼次氏。
大隈のイメージを建築で表したといわれています。
さて、大隈にとって”125”とは特別な数字。
生前の大隈は「人生125年説」を唱えていました。
これに対して細菌学者の野口英世は、生理養生の法則を守れば可能であると言ったとか。
人生百年時代といわれる昨今ですが、人生125年時代になる日もそう遠くはないのかもしれません。
ごっつんの日が狙い目
大隈重信記念館には、多くの大隈に関する歴史資料が展示されています。
中には少年時代に使用していた硯や、右脚を失った後に使っていた義足などもありますよ。
さらに、記念館の敷地内には大隈の生家が。
ぜひ毎月5の付く日(5・15・25日)に訪れてみてください。
普段は生家の二階にある勉強部屋には入れませんが、5の付く日だけは特別に入ることができるんです。
勉強机に座ると正面には柱があるのですが、大隈は勉強中に眠くなったら、それに頭をぶつけて目を覚ましていたそうです。
この柱は「ごっつん柱」と呼ばれているので、5の付く日もごっつんの日といわれています。
ぜひ受験生の方などは、ごっつんの日に記念館と生家へ足を運んでみてくださいね!
実際にごっつんしてみたら、何かいいことが起こるかも!?
大隈重信記念館へのアクセス
公共交通機関を使用する場合は、佐賀駅バスセンターから
【21】諸富・橋津線
【23】犬井道・大詫間線
のいずれかの線に乗り、大隈記念館入口バス停で下車します。
【電話番号】0952-23-2891
【開館時間】9:00~17:00(最終入館日は16:30)
【休館日】年末年始(12月29日~1月3日)
きょうのまとめ
今回は佐賀市にある大隈重信記念館について、簡単にご紹介しました。
② 大隈の生家には「ごっつん柱」があり、かつての大隈は眠くなると頭をぶつけていた
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ご興味をお持ちの方は、ぜひご覧になってくださいね!
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生理学者の説によると凡ての動物は成長期の五倍の生存力をもっているというてある。
そこで人間の成熟期はおよそ二十五歳というから、この理屈から推してその五倍、百二十五歳まで生きられる
(大隈重信述「人寿百歳以上」)