新島襄は同志社大学の前身となった、同志社英学校をつくったことで有名ですよね。
教育者のイメージが強い人物ですが、
学校をつくるという「仕事」に関して大変苦労した人でもあるのです。
ということで新島襄の残した、仕事に役立つ名言をお届けします。
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新島襄の名言4選
新島襄のエピソードも交えながら、
数ある彼の名言の中でも、私がおすすめしたい名言を4つほどご紹介していきます。
気魄の強き者が最後の勝利を得る
世の中すべて気魄、仕事にして気魄の強き者が最後の勝利を得るにいたるなり
気魄とは何ものにも屈しない、強い精神力のことです。
新島襄はキリスト教の学校を京都につくろうと考え、活動を始めました。
しかし寺院の僧侶たちから、激しい反対運動を受けることになります。
そのため、当初建設予定だった土地を諦めるも、他の場所で同志社英学校を開校させています。
何があっても絶対に成し遂げるという強い精神力があってこそ大仕事ができるということですね。
小言を言うな
人に小言を言われたときに腹を立てるな。腹の立ったときには小言を言うな。
いつも小言を言ってくる、面倒くさい上司や同僚はいませんか?
そういう人、嫌ですよね。
たまには言い返してやりたくもなります。
そしてついつい、イラッとすると小言を言ってしまいませんか?
きっと周りは嫌だな、と思っていますよ。
働いていると、様々な感情が湧いてくると思います。
怒りだったり、悲しみだったり。
ですが、いちいちそれに反応していると、信頼を失くしてしまう恐れもありますよね。
感情をコントロールできるのがプロの社会人、いえ大人です。
とはいえ、それがなかなかできないんですよね。
ですが、新島襄に言われたら、少しはがんばれそうな気がしませんか?
最後の血の一滴まで
男子たるものは、1度戦って負けてもやめてはならない。2度目、3度目の戦いのあとでもやめてはならない。刀折れ矢尽きてもなお、やめてはならない。骨が砕け、最後の血の一滴まで流して、初めてやめるのだ
いまどきは、女子たるものもこうありたいですよね。
もしあなたが新入社員なら、実際に最後の血の一滴まで流すことは求められないと思います。
ただ大切なことは、2回や3回ぐらい失敗したからといって、くじけないことです。
最後までやりきろうという姿勢で仕事をすれば、周りもそんなあなたの力になってくれるでしょう。
ちなみにこちらの名言の原文は↓こちらです。
男児一戦して敗るゝも已む勿れ再戦して已む勿れ三戦して已む勿れ刀折れ矢尽きて已む勿れ骨摧(くだけ)血尽きて已むべきのみ真理の為めに擲つにあらずんば吾人の生命もまた無用ならずや
これがために倒るるの覚悟
我らもし事業をなさんと欲すれば、必ずまずこれがために倒るるの覚悟なかるべからず
新島襄は大学設立のため身を粉にして働き、過労のために46歳の若さでこの世を去っています。
上の名言を知ったら、それが本望だったようにも思えます。
今の時代、そこまで働いたらいろいろ問題になってしまいますが、
仕事に命を懸けられるなんて素敵だと思いませんか?
あくまでも体は大切にしたうえで、誇りを持って仕事に臨みたいですよね。
きょうのまとめ
今回は、仕事に役立つ新島襄の名言を簡単にご紹介しました。
新島襄の名言から学べることとして、
② 感情のコントロールは非常に大切
③ 少し失敗したくらいで、やめてはいけない
④ 一度始めたら、覚悟をもって仕事をする
といえます。
こちらのサイトでは他にも、新島襄にまつわる記事をわかりやすく書いています。
より理解を深めたい方は、ぜひお読みになってくださいね!
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