江戸時代初期に活躍した
宮本武蔵は、剣術家であり兵法家です。
佐々木小次郎との巌流島の戦いで有名ですね。
人生で60回以上の決闘を行い、一度も負けたことがないと言われています。
そんな天才・宮本武蔵は数々の名言を残しています。
今回はその名言を見ていきましょう。
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宮本武蔵の名言の数々
宮本武蔵が残した名言の数々は、現代の私たちが聞いても心に染みるものがあります。
そんな名言の数々をご紹介します。
武士と言えば・・・
武士とは死ぬ覚悟が出来ている者と自惚れているようだが、
死ぬ覚悟なんてみんな出来ている!
と言う少し厳しい言葉ですが、明日の保障がないのはみな同じ、そんな時代だったのでしょう。
兵法がなければ武士とは言えないという兵法家らしい名言ですね。
構えあって構えなし。
どっちなの?と言いたくなるような言葉ですが、
これもまた深い言葉です。
基本の構えというものはあるが、命のやり取りをする真剣勝負の中で、
必ずしもそれが通用するとは限りません。
臨機応変に、戦いのスタイルを変えることも必要です。
頭でっかちになってはいけない、そんな意味を込めて
「構えあって、構えなし」なのです。
神仏を敬い、神仏に頼らず。
「神仏は敬うけれど、頼ったりはしない。神頼みでどうにかなるほど甘いものではない。」と言うことでしょうか。
「神仏には頼らない」これは自信がないと言えない言葉ですよね。
我、事において後悔せず。
まさに「わが人生に一片の悔いなし」ですね。
強さを極めると、この言葉に辿り着くものなのでしょうか。
常に自分の信念に従い、全力で生きてきたからこそこの言葉が出るのでようね。
こんな気持ちをいつも持っていたいものですね。
千日の稽古をもって鍛となし、
鍛錬は生半可なものではない、ということですね。
千日、万日、果てしない努力をしなければ剣の道は開けない、
絶え間ない努力が必要と言うことでしょう。
天才と言われる宮本武蔵もこれほどの努力を惜しまなかったから、
天才になれたのですね。
打ち込む態勢をつくるのが先、剣はそれに従うものだ。
これもまた兵法家の武蔵らしい言葉ではないでしょうか。
理屈じゃないってことでしょうか。
打ち込む態勢を作れば、自ずと剣もそれに従ってくる、
打ち込む態勢とは「絶対に勝つ」と言う気持ちのことかもしれません。
「気持ちを作れば、剣はそれに従う、付いてくる」
という意味も含まれているのでしょうね。
きょうのまとめ
宮本武蔵の名言にスポットを当ててみましたが、いかがでしたか?
生きるか死ぬかの剣術の道に生きた、
武蔵の言葉は私たち現代人の心にもすんなりと染み入ります。
日々の努力が大事なことや、真っ直ぐに生きることは
時代が変わっても変わらない大切なことなんですね。
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そんなものは出家、女、百姓とて同様だ。
武士が他と異なるのは、兵法の心得があるという一点においてだけだ。