心に染みる!宮本武蔵の名言と意味

宮本武蔵

 

江戸時代初期に活躍した

宮本武蔵みやもとむさしは、剣術家であり兵法家です。

佐々木小次郎ささきこじろうとの巌流島の戦いで有名ですね。

人生で60回以上の決闘を行い、一度も負けたことがないと言われています。

そんな天才・宮本武蔵は数々の名言を残しています。

今回はその名言を見ていきましょう。

 

宮本武蔵の名言の数々

宮本武蔵

宮本武蔵
出典:Wikipedia

宮本武蔵が残した名言の数々は、現代の私たちが聞いても心に染みるものがあります。

そんな名言の数々をご紹介します。

武士と言えば・・・

宮本武蔵
武士といえば、常に死ができている者と自惚れているようだが、

そんなものは出家、女、百姓とて同様だ。

武士が他と異なるのは、兵法の心得があるという一点においてだけだ。

武士とは死ぬ覚悟が出来ている者と自惚れているようだが、

死ぬ覚悟なんてみんな出来ている!

と言う少し厳しい言葉ですが、明日の保障がないのはみな同じ、そんな時代だったのでしょう。

兵法がなければ武士とは言えないという兵法家らしい名言ですね。

構えあって構えなし。

宮本武蔵
構えはあるが、構えはない

どっちなの?と言いたくなるような言葉ですが、

これもまた深い言葉です。

基本の構えというものはあるが、命のやり取りをする真剣勝負の中で、

必ずしもそれが通用するとは限りません。

臨機応変に、戦いのスタイルを変えることも必要です。

頭でっかちになってはいけない、そんな意味を込めて

「構えあって、構えなし」なのです。

神仏を敬い、神仏に頼らず。

宮本武蔵
神仏を敬い、神仏に頼らず

「神仏は敬うけれど、頼ったりはしない。神頼みでどうにかなるほど甘いものではない。」と言うことでしょうか。

「神仏には頼らない」これは自信がないと言えない言葉ですよね。

我、事において後悔せず。

宮本武蔵
我、事において後悔せず。

まさに「わが人生に一片の悔いなし」ですね。

強さを極めると、この言葉に辿り着くものなのでしょうか。

常に自分の信念に従い、全力で生きてきたからこそこの言葉が出るのでようね。

こんな気持ちをいつも持っていたいものですね。

千日の稽古をもって鍛となし、

宮本武蔵
千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって錬となす。

鍛錬は生半可なものではない、ということですね。

千日、万日、果てしない努力をしなければ剣の道は開けない、

絶え間ない努力が必要と言うことでしょう。

天才と言われる宮本武蔵もこれほどの努力を惜しまなかったから、

天才になれたのですね。

打ち込む態勢をつくるのが先、剣はそれに従うものだ。

宮本武蔵
打ち込む態勢をつくるのが先、剣はそれに従うものだ。

これもまた兵法家の武蔵らしい言葉ではないでしょうか。

理屈じゃないってことでしょうか。

打ち込む態勢を作れば、自ずと剣もそれに従ってくる、

打ち込む態勢とは「絶対に勝つ」と言う気持ちのことかもしれません。

「気持ちを作れば、剣はそれに従う、付いてくる」

という意味も含まれているのでしょうね。

 

きょうのまとめ

宮本武蔵の名言にスポットを当ててみましたが、いかがでしたか?

生きるか死ぬかの剣術の道に生きた、

武蔵の言葉は私たち現代人の心にもすんなりと染み入ります。

日々の努力が大事なことや、真っ直ぐに生きることは

時代が変わっても変わらない大切なことなんですね。

宮本武蔵の年表を含む【完全版まとめ】記事はこちらをどうぞ。
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