保科正之の名君ぶりが分かる名言

 

大河ドラマでも話題になった会津藩の初代藩主が保科正之(ほしなまさゆき)です。

彼は稀代の名君と呼ばれています。

性格も実直で真面目、三代将軍・徳川家光に実弟だと認められてからも

奢ることなく、一家臣として将軍家に仕え続けました。

そんな保科正之が残した名言をご紹介したいと思います。

保科正之が残した名言

保科正之が残した名言について見ていきましょう。

もし二心を抱けば わが子孫にあらず

もし二心を抱けば わが子孫にあらず 面々決して従うべからず

「 二心(にしん) 」とは、主君に背くこと、裏切る心のことです。

保科正之にとって主君とは幕府のことですから、

「 幕府を裏切るようなことがあれば私の子孫ではないから、決して従ってはいけない 」

と言う意味です。

家臣たちに対して、例え藩主であったとしても幕府を裏切るような行為には従うなと言っているのです。

もっと大きな意味で捉えると、暗君であれば従う必要はない、

間違いを正すのも家臣の勤めである、と言う意味もあるのかもしれません。

生涯、徳川幕府に従うことを誓った正之らしい名言です。
 

財を用に施すになんでためらうか

財を用に施すになんでためらうか

これは「 お金を必要なものに使うことにどうしてためらう必要があるのか 」と言う言葉です。

普段は無題使いせずに、必要な時に必要なことにお金を使う。

そして、そう言うときにはためらわず使え!

藩主としては、ここぞと言う時の決断や思い切りの良さが必要なんですね。

現代の私たちにも当てはまる名言だと思いませんか。

貯金は大事ですが、やはり使いどころというものはあります。

必要な時に貯めたお金を使わなかったら、

ある意味何のために貯金したのか分からなくなってしまいます。

使いどころを間違わない、これも名君のなせる業ですね。

 

政事(まつりごと)は利害を以て道理を枉(ま)ぐべからず、

政事(まつりごと)は利害を以て道理を枉(ま)ぐべからず、

僉議(せんぎ)は私意(しい)を挟み人言(じんげん)を拒(ふさ)ぐべからず、

思ふ所を蔵(ぞう)せず以てこれを争ふべし

この名言を現代語に約してみましょう。

「 まつりごとは、個人の利害を優先して道理を曲げてはならない。

政策決定の協議では、私利私欲にまみれた意見を言い合って、他人の意見を聞き入れないようなことがあってはいけない。

そして腹蔵(ふくぞう)なく思うところを言い合い、理非を争って決定しなければいけない。 」

まさに今の政治家に聞かせたいような言葉ですね。

正之の時代は、君主制で藩主の命令は絶対です。

藩主が「 黒 」と言えば「 黒 」になる時代に、話し合って決めることの大切さを説いているのです。

他人の意見を聞きなさい、腹を割って話し合いなさい、私利私欲で決めてはダメだよ

当たり前のことですが、当時この考え方が出来たのはすごいことです。

保科正之という人は本当に名君だったんですね。

 

まとめ

保科正之が残した名言についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

名言を見るだけで、保科正之がいかに名君と呼ばれるにふさわしい人物であったかが分かりますね。

賢く実直、この気質は代々会津藩に引き継がれていくことになります。










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