高校日本史重要7問~“後鳥羽上皇”とその家系図から~

 

歴史は丸暗記ではなく、物語で覚えましょう。

なぜ覚えられないかというと、単語で覚えようとするからなんです。

〇〇年××。△△年◇◇。

後になって何のことかわかりますか?

鎌倉時代は武家が中心の時代です。

どうしても“天皇家”の流れを置き忘れがち。

ただ、平安時代と、南北朝時代。

ともに天皇家が大活躍する時代にサンドイッチされておりますよね。

両方の時代をちゃんとおさえるためには結構なキーポイントなんです。

この時代、天皇家で一番目立ったのが後鳥羽上皇

彼を中心点として家系図の流れを読み込むと、その先から後までスッとつながります。

 

後鳥羽上皇にゆかり深い天皇について全7問



1) 後鳥羽上皇の父方のおじいさんは何という天皇でしょう?

・日本一の大天狗。

・平清盛、源頼朝、木曽義仲、源義経、などいろんな人と敵になったり、味方になったり翻弄。

2) 高倉天皇の第一皇子は何という天皇でしょう?

・お母さんは平清盛の娘、建礼門院徳子。

・満2才で天皇位に就きました。

・源平合戦最終局面『壇ノ浦の戦い』で入水死をとげました。当時満8才。

3) 後鳥羽上皇には天皇位を継いだ息子が2人います。だれとだれ?

・お兄さんの方は“承久の乱”にはあまり乗り気じゃありませんでした。でも、“乱”後は自分から申し出て「土佐」に流されました。

・弟さんの方は“承久の乱”に大乗り気でした。“乱”後は佐渡に流され、21年後現地で崩御(ほうぎょ。天皇かそれに準じる地位の人が亡くなること)しました。

4) 後堀川天皇の息子でその位を継ぎ、後鳥羽上皇の崩御後3年して崩御。後鳥羽上皇による“祟り”を疑われたのはだれ?

・病気になりましたが、岡山県宝福寺(雪舟ゆかりの寺)の祈祷(きとう)により治ったという伝承があります。

・満10才、遊んでいる最中、廊下で転び、打ちどころが悪く崩御してしまいました。

5) 後嵯峨天皇の長男で、皇族で初めて鎌倉幕府将軍になったのはだれ?

・和歌が大好き。鎌倉の武家を中心に和歌界隆盛の流れを作りました。

・幕府に謀反の疑いをかけられ、京に送り返されてしまいました。

6) 「持明院統(じみょういんとう)」と「大覚寺統(だいかくじいとう)」の祖となったのはだれとだれ?

・2人とも5)の答えの人の弟です。

・〇〇天皇の子孫「持明院統」と△△天皇の子孫「大覚寺統」は天皇位をおたがいほぼ交替で持ち回しあいました。この状態を「両統迭立(りょうとうてつりつ)」といいます。

・この時代を代表する重要ポイント。「高校日本史」定期テスト・受験頻出です!

7) “建武の新政”を執りおこなったのはだれ?

・「大覚寺統」の祖の孫です。

・倒幕の陰謀が発覚し、隠岐(おき)の島に流されました。ちなみにご先祖後鳥羽上皇が“承久の乱”後、流されたのもここです。

・不屈の天皇です。死の間際には病身の床より北(京都のある方角)を臨みながら左手に法華経五巻、右手に御剣を握りしめておりました。

・北朝方の足利尊氏。“祟られる”のが怖かったんでしょうね。京都嵯峨野(さがの)に天龍寺を建て、この人の菩提をとむらいました。

回答

1)後白河法皇
☆後白河法皇の息子が高倉天皇。

2)安徳天皇
☆安徳天皇の弟が後鳥羽上皇です。

3)兄・土御門(つちみかど)天皇。弟・順徳天皇。
☆後鳥羽上皇の“乱”失敗後、後鳥羽上皇の系統から天皇位は奪われてしまいます。
☆替わりに後鳥羽上皇のお兄さんの子、後堀川天皇が立ちました。

4)四条天皇
☆こうしておもいがけず、次の天皇位は土御門天皇の息子。つまり後鳥羽上皇の孫、後嵯峨天皇(ごさがてんのう)が継ぐことになります。

5)宗尊親王(むねたかしんのう)
☆さて、このへんから南北朝時代が少し見えはじめてきましたよ。

6)後深草天皇と亀山天皇

7)後醍醐天皇

 

きょうのまとめ

くどいですが、歴史を学ぶなら、単語じゃなくて物語です。

上の問題の答えだけ暗記するよりは、答えから問題やヒントが出てくるくらいの方があとあと忘れません。

なんなら、あなたもだれかのために教材を作ってみることです。

そうするとすべての個が複雑に結びつきあいます。

「定着」が全然ちがいます。

ある京大出身のクイズ芸人もそう力説しておりました。

① 平安末期から南北朝前期までの天皇家の流れをおさえたいなら“後鳥羽上皇”を中心としておさえるとわかりやすい

② 後鳥羽上皇の父方のおじいさんは後白河法皇

③ 後鳥羽上皇の4代孫から持明院統・大覚寺統にわかれた

歴史をさらに深めたいなら、次は“データ”をたくさん集めて、分析する、と、世の中の言っていることが本当なのかどうか検証できるようになります。

そして、世の中ではあまりつかめていなかった傾向も“あなた独自で”つかめてきます。

さらに、旅や人生経験など、自分の体で経験するのもとても有用だと思います。

あまりえらそうなことを言えたような立場ではございませんが、ぜひ“歴史”を深めて広めてください。

 

後鳥羽上皇の【完全版まとめ】記事はこちらをどうぞ。
関連記事 >>>> 「後鳥羽上皇はどんな人物?簡単に説明【完全版まとめ】」

 










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