『平家物語』と花になった、平敦盛と熊谷直実
リズム良く、かつ美しい語り口で源氏や平氏たちが織りなす戦いの物語を綴った軍記物語 『平家物語』。 その中においても敦盛の段は、 若武者・平敦盛の最期を描いた悲劇として多くの人々に知られる話です。 「いくさに…
リズム良く、かつ美しい語り口で源氏や平氏たちが織りなす戦いの物語を綴った軍記物語 『平家物語』。 その中においても敦盛の段は、 若武者・平敦盛の最期を描いた悲劇として多くの人々に知られる話です。 「いくさに…
松平慶永まつだいらよしなが(春嶽)は、「幕末の四賢侯」の一人にも数えられる人物。 名君と称えられた彼ですが、どのようなポリシーを持っていたのでしょうか。 今回は松平慶永が残した名言、藩政改革について、簡単に…
大政奉還。 江戸幕府最後の将軍 徳川慶喜とくがわよしのぶが政権を朝廷に返し、明治という新しい時代の始まりのきっかけになった出来事だと頭に浮かびますよね。 行われた場所は京都の二条城。 修学旅行で訪れたことが…
幕末・明治に波乱万丈を生き抜いた皇女 和宮かずのみや。 彼女が亡くなって140年あまり。 しかし、そのあまりにドラマチックな人生は いまなお人々の心に鮮やかに。 そんな和宮には、 いくつかのナゾめいたエピソ…
松平慶永まつだいらよしなが(春嶽)は、田安徳川家の当主・徳川斉匡なりまさの八男として誕生しました。 彼の家系図を見てみると、まあ凄い人たちの名前が。 そこで今回は「幕末のサラブレット」である慶永の、家系図や…
歴史に「もしも」を持ち込むのはナンセンスかもしれません。 ですが、もしも坂本龍馬が 松平慶永まつだいらよしなが(春嶽)に出会っていなければ、 そして、もしも慶永が別の判断をしていたら……。 坂本龍馬という人…
幕末の1862年、幕政改革(=幕府の政治改革)が行われました。 当時の元号が文久ぶんきゅうであったことから、その改革は「文久の改革」と呼ばれています。 松平慶永まつだいらよしながが政事総裁職に就任した文久の…
江戸幕府最後の将軍 徳川慶喜とくがわよしのぶ。 幕府最後というだけでなく、 日本史上最後の将軍でもあります。 鳥羽・伏見の戦い、戊辰戦争後、慶喜の名前はほとんど登場しません。 徳川家はどうしていたのか、子や…
15世紀、イタリア各国にバラバラの勢力が乱立するなか、巧みな外交手腕により、 国内の平穏を保った政治家、 ロレンツォ・デ・メディチ。 20歳の若さで当主となり、国を牽引した才能もさることながら、政治だけでな…
紀元前3世紀末~2世紀初期にかけて、皇帝となった劉邦りゅうほうを支え、 前漢成立の立役者となった蕭何しょうか。 戦乱の世にあった古代中国というと、先陣を切って戦う武将に注目が集まりがちですが、蕭何は戦場に立…