天才・モーツァルトの名言|世紀の音楽家は何を考えていた?

 

音楽家・ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのように、

天才と呼ばれる人たちは、生まれもった資質からして一般人とは別モノで、いわば超人のようにも思えてしまうものです。

しかし彼らをしっかり観察すると、天才と私たちの違いを分けているのは、ちょっとした考え方の違いだったりもします。

その言動を辿れば、意外に人間らしい部分が見えてきたりもするものです。

今回はそんな天才・モーツァルトの名言から、彼の頭の中を少しだけ覗いてみましょう。

 

モーツァルトの人となりを物語る名言

自分の値打ちを下げたら君は終わりだ

モーツァルト
自分の値打ちを下げたら君は終わりだ。最も生意気な人間にチャンスがある

頭角を現すためには、ときに生意気であることが大切だと、モーツァルトは語っています。

たしかにチャンスが来たときに即座に飛びつくためには、生意気なぐらいの自信が必要なこともあるでしょう。

そしてモーツァルトは幼少期から、王族であるマリー・アントワネットにプロポーズをしてしまうほどの生意気さをもっていました。

大人になってからもその生意気さは健在で、彼を音楽家として雇っていたザルツブルク大司教と、しばしば衝突をしてしまうほどです。

そのせいで職に恵まれなかった部分はありますが、彼が媚びなかったのは、自分が評価に値するほどの努力をしてきたという自信からでしょう。

チャンスが巡ってきたときの生意気さは大切…だけど、生意気であるためには、日々努力していることもまた大切なのです。

天才の形成は知性や想像力では成し得ない

モーツァルト
天才の形成は知性や想像力では成し得ない。愛・愛・愛。これが天才の神髄だ

前述のとおり、モーツァルトが6歳でマリー・アントワネットにプロポーズをしたのは有名な話。

愛が天才の神髄とはよくいったもので、その他にもモーツァルトは恋愛話に事欠きません。

ドイツ・マンハイムに住んでいた21歳のころには従姉妹のベーズレと恋仲に。

しかし二人の関係はそう長く続かず、今度はマンハイムで歌手をしていたアイロジア・ヴェーバーに恋をします。

彼女は容姿端麗で歌手としても、オペラのプリマドンナを務めるぐらいの才能をもっていましたから、モーツァルトはその音楽的感性に惹かれた部分もあるのではないでしょうか。

しかしこの恋はモーツァルトの父・レオポルトの反対もあって実ることはありませんでした。

そしてこの数年後、26歳のころにはアイロジアの妹、コンスタンツェと結婚しています。

どこかアイロジアを投影している部分もあったのでしょうか。

…いえ、モーツァルトは結婚生活の9年間で6人も子どもを設けていますし、コンスタンツェへの熱烈なラブレターも残っています。

コンスタンツェのこともまた、ちゃんと愛していたのです。

芸術は人の想いから生まれるものですから、モーツァルトのその愛情深さが、数々の作品に息を吹き込んでいた部分もあるのかもしれませんね。

 

モーツァルトの人生を物語る名言

もし私を今までにからかった人間と結婚するなら

モーツァルト
もし私を今までにからかった人間と結婚するなら、少なくとも200人は妻がいるだろう

この名言は天才であるモーツァルトの才能が、当時多くの人から認められなかったことを物語るもの。

彼は14歳のころに、ローマ教皇より黄金拍車勲章を授与されるなど、少年時代から音楽家として絶大に評価されていたように映ります。

しかしそれは象徴的なものだけで、報酬は微々たるものでした。

また22歳ごろから、モーツァルトはパリでの演奏活動を開始し、その際も多くの人から絶賛されたといいますが、誰しも報酬は出し惜しみしたとされています。

音楽家として、多くの人に賞賛されることは誇りに違いありませんが、彼には報酬がなかなか追いついてきませんでした。

報酬の額というのは、一番正直な誠意が出るところではないでしょうか。

人々はモーツァルトを称えながらも、どこか小馬鹿にしている部分があったのかもしれません。

多くの事をなす近道は

モーツァルト
多くの事をなす近道は、一度にひとつのことだけをすることだ

モーツァルトの演奏・作曲活動は幼少より始まり、35歳の若さで没するまで途切れることはありませんでした。

没年にしても、体調不良を抱えながらもオペラ『魔笛』の公演を行い、『レクイエム』の作曲にも取り掛かっています。

名言のとおり、モーツァルトは人生を通して、音楽というひとつのことに向き合い続けたのです。

彼が後世に渡って語り継がれる音楽家になっていることを見れば、これはいかにも説得力のある言葉でしょう。

モーツァルトのように生涯に渡ってひとつのことにだけ、邁進し続ける例は稀かもしれません。

しかし何事もまずはひとつのことに集中することから始まるのは、真理でもあります。

多くのことをなすというのは、いわばひとつのことをなすことの繰り返しではないでしょうか。

 

きょうのまとめ

モーツァルトの生涯を見てみると、幼少期からその才能を認められていた割には、意外と泥臭いことに気付かされます。

彼のように天才と呼ばれる人たちには、往々にして圧倒的な努力が付きまとうものなのです。

生まれながらの天才など、きっといないのではないでしょうか。

最期に今回の内容を簡単にまとめておきましょう。

① 恋多きモーツァルトの愛情深さが、楽曲の原動力にもなっていた?

② その才能は認められているようで、報酬は伴わず…上辺だけの人も多かった

③ モーツァルトが偉大な音楽家として名を残せたのは、生涯に渡って音楽だけに邁進し続けたから

モーツァルトの名言の数々は、努力すれば多くの人にチャンスがあることを示しているようで、なんだか勇気付けられるものがありますね。

 

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