北原白秋の名言|日本を代表する詩人の感性が学べる!

 

「ぴっちぴっち ちゃぷちゃぷ らんらんらん」

でおなじみの童謡『雨降り』の作者として有名な

詩人・北原白秋きたはらはくしゅう

明治~大正にかけて、フィールドは童謡に留まらず

・東京大学運動会歌
・関西学院大学校歌
・日本電気(NEC)社歌
・白洋舎の歌
・福島県福島市歌

…などなど、挙げ出せばキリがないほど、その才能は多様な場から求められました。

このように詩を書くことを天職とした白秋は、やはりというべきか、名言をたくさん残しています。

言葉に対して人一倍…いや、何倍もの感性をもつ彼は、いったいどんな名言を残しているのでしょうか?

 

逆境を乗り越えるための名言

まずは逆境を乗り越えるための名言からご紹介いたします。

自分の弱さを心から知り得たとき

白秋
自分の弱さを心から知り得たとき、人は真から強くなる。真の自分を見出す。

「ダメだな…」と思っている部分を直せたら、ひとまわり成長した自分になれるなんてことは、誰にでも想像できることです。

しかしダメな人間だと思われたら恥ずかしいし、自分がダメな人間だと気付けば落ち込んでしまう…

これが難しいんですよね。

あれ?よく考えてみると、この「恥ずかしい」「落ち込んでしまう」という気持ちを乗り越えられる人って、すごく心が強い人なのでは?

そう、弱点を克服しないと強くなれない…と思ってしまいますが、

実は弱点を認められるという時点で、その人は十分に強くなっているといえます。

白秋だって、執筆活動にのめり込み過ぎて中学を落第するなど、普通にダメなところがある人物です。

彼は「俺は詩を書くこと以外はダメだから!」と開き直ったからこそ、貧乏にさらされても、実家を継ぐよう迫られても自分の道を貫くことができたのでしょう。

それってダメなところを克服できていなくても、すごく強いことですよね。

苦悩は霊魂を光らしむ

白州
苦悩は我をして光らしむ、苦悩は我が霊魂たましいを光らしむ。

何かことを成そうと思うと、何をするにしても苦悩は付き物です。

勉強はめんどくさいし、仕事に行くのもめんどくさい。

スポーツ大好き少年も、普段の練習はちょっとめんどくさい。

おいしいものを食べるとか、仲の良い友達と遊ぶとか…めんどくさくないことって、最終的にはそういうものしか残らないんじゃないでしょうか。

何か成果を出そうと思ったら、成長しようと思ったら、やらなければいけないのはどれも「めんどくさい」類のことです。

苦悩は霊魂を光らしむ…とはよくいったもの、「めんどくさい」と思ったら、それは自分を磨くチャンスなのでしょう。

 

自然に関する名言

続いては、自然に関する名言を紹介します。

子供に還らなければ…

白秋
子供に還らなければ、何一つこのかたじけない大自然のいのちの流れをほんとうにわかる筈はありません。

「たまには息抜きして自然に触れることも大事」

…などといっても、大人の”自然に触れる”は往々にして「綺麗な景色を眺める」程度に終わっています。

リフレッシュしたいなら、それだけでも十分です。

しかしそこから新しい発見をしたいなら、そんな大人びた”自然に触れる”ではダメだと白秋はいっています。

たとえば子どもと一緒になって、川に飛び込んでずぶ濡れになったり、自然豊かな公園に行って一緒に木に登ってみたり。

そうやって実際に触れることで、ただ見るより得られるものはたくさんあるのだと白秋はいっているのです。

でも…自然のことをどれだけ体感したって、それを日常生活で活かせる場面なんてあるか?と思ってしまいますよね。

そんな人に向けて、白秋はこんな名言も残しています。

草を見る心は己自身を見る心

白州
草を見る心は己自身を見る心である。 木をる心は己自身を識る心である。

自然をよく知ることは、自分と向き合うことに似ている…というのです。

たとえば何か興味が湧いたことがあったとして、自分がそれを好きかどうかは実際に体感してみるのが一番早い…みたいな感じでしょうか。

・英語を習ってみたいなーと思ったら、すぐ英会話スクールに申し込んでしまう

・ギターを弾いてみたいと思ったらとりあえず買って練習してみる

・Youtuberに興味があるなら自分でも一度動画を撮ってみる

こんな風に、興味が湧いたことにとりあえず取り組んでみる…というのはたしかに、恥ずかしさやめんどくささを振り切って、自然のなかで思いっきり遊ぶのとよく似た勇気が必要な気がします。

これなら自然のなかで学んだ感覚を日常に活かすこともできそうですね。

 

言葉の重要性

言葉の専門家、北原白秋の言葉に関する名言です。

言葉の一つ一つはかの黒の朱のてんとう虫の如く…

白秋
言葉の一つ一つはかの黒の朱のてんとう虫の如く、羽立てて鳴る。微かに鳴る。言葉の一つ一つはすべてが生ける言霊ことだま

筆者としては白秋のなかでもイチオシの名言です。

言葉をてんとう虫のはばたきに例えているのが絶妙なんですよね!

てんとう虫がはばたく音なんて、よーく耳をこらさないと聞き逃してしまう微かなものです。

しかし、聞き逃されていても、てんとう虫はたしかにそこに生きていて、アリの天敵のアブラムシを食べたり、鳥のエサになったり…必ず何かの糧になっています。

人から発せられる言葉ひとつをとってみても、そこには命が通っていて、何かの糧になっている。

明るくあいさつされれば気持ちがいいし、相槌を打ってくれると話しがいがある。

独り言だって、考えを整理するのに役だったりします。

他人の言葉にしても自分の言葉にしても、より耳を傾けて注意深く聞いていれば、日々の発見はもっと増えていくのではないでしょうか。

 

きょうのまとめ

北原白秋の名言に、お気に入りは見つかりましたか?

解釈が難しいものも多かったですが、「座右の銘は北原白秋の…」なんて言えたら、ちょっとカッコイイ気がしますね!

最後に今回のまとめです。

① 弱点は認めることが大事。「めんどくさい」と思ったらチャンス

② 自然に飛び込んでいく勇気は、自分の興味に踏み出す勇気に似ている

③ 他人や自分の言葉を無駄と思わず、よく耳を傾けることが新しい発見につながる

白秋の名言はやはり人間の本質というか…どれも核心をついていて深いです。

彼がいかにしてその文才を磨いてきたのか、その感性に触れるヒントもたくさん隠されていましたね。

 

北原白秋の年表を含む【完全版まとめ】記事はこちらをどうぞ。
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