ウィトゲンシュタインの分析的名言集

 

20世紀に活躍した分析哲学の第一人者、

ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン

言語哲学や論理哲学を深く思考し、後の思想家や分析哲学に大きな影響を与えた彼は、印象深い言葉を多く遺しています。

そこで今回は、ウィトゲンシュタインが遺した名言を辿り、彼の思想を少し覗いてみましょう。

 

ウィトゲンシュタインの名言 思考と言語

ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン

1930年
ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン
出典:Wikipedia

ここからは早速、分析哲学の第一人者であるウィトゲンシュタインの、思考や言語にまつわる名言をご紹介していきます。

言わなくていいこと

ウィトゲンシュタイン
言えることははっきり言えるものだ。

はっきり言えないことは、沈黙していればいい。

相手から何か説明や言葉を求められたとき、ほとんどの状況で何か言わなくては、と焦ってしまうものです。

しかしそんなときこそこの名言を思い出してみて下さい。

あなたの中で明確にあるものだけをはっきり伝えればいいのです。

言ってはならないこと

ウィトゲンシュタイン
語り得るものについては明瞭に語らなければならない。

語り得ぬものについては沈黙せねばならない。

この名言は最初にご紹介したものと似ています。

言えることははっきりと言う。

しかし分からないことまで曖昧に喋り出してしまうと、かえって混乱を生むことになります。

分からないことは分からない、これだけ言って黙っていましょう。

言えないこと

ウィトゲンシュタイン
思考し得ぬことを我々は思考することはできない。

それゆえ、思考し得ぬことを我々は語ることもできない。

分からないことは、どう頑張って考えても結局分かりません。

そんなことは話すこともできませんよね。

言うよりも

ウィトゲンシュタイン
語るのではなく示せ。

何事も口に出すのは簡単です。

しかし真に説得力を発揮するのは、大抵の場合行動に移し結果を出した後です。

理想を語るのも程々に。

この名言で、ウィトゲンシュタインはそんなことを言っている気がします。

 

ウィトゲンシュタインの名言 人生と生き方

ここでは、ウィトゲンシュタインが人生について語った名言をご紹介していきます。

君が主役

ウィトゲンシュタイン
君がいいと思ったら、それでいい。

誰から何と言われようと、事実が変わるわけじゃない。

どうしても周囲の目が気になってしまいがちな私たち。

この名言を覚えておくと、いつの間にか凝り固まっていた肩の力が抜けそうですね。

あなたの人生を生きられるのは、あなただけです。

すべては君次第

ウィトゲンシュタイン
君自身が君の世界だ。

君の生き方で、君の世界はいくらでもよくなっていく。

この名言でも、ウィトゲンシュタインは主体性を持つことの大切さを教えてくれています。

外界からの影響を活かすも殺すも、すべてはあなた次第なのです、

君の世界の限界

ウィトゲンシュタイン
私の心の限界が私の世界の限界である。

心が悲鳴を上げるなら、それは無理をしている証拠です。

皆ができていることが、必ずしも自分にできることとは限りません。

自分の限界を知って、その外にあるものを手放すことで、ぐっと生きやすくなります。

 

ウィトゲンシュタインの名言 その他

ここでは、覚えておくとどこかで役に立ちそうなウィトゲンシュタインの名言たちをご紹介していきます。

本当に欲しいもの

ウィトゲンシュタイン
人は欲しがっている物を本当に欲しいのではなく、別の物を手に入れたいと渇望している。

例えば、大型犬を欲しがっている人が本当に望んでいる物は自分が支配する力だという風に。

この名言には多くの人がハッとさせられるのではないでしょうか。

人は意識しているにしろいないにしろ、結局は欲にまみれた生き物なのです。

心は揺れるもの

ウィトゲンシュタイン
風が吹いてきて、木を揺さぶる。

風は大木をも揺さぶる。

私たちもそんな木々のようなものだ。

つまらない考えに、くだらない考えに、どうしようもない思いに、心を揺さぶられている。

人間の感情は、木々のように揺れやすい。

豊かな感受性にそういう弊害はつき物なのです。

それを知っているだけで、諦めがついて随分と楽になりませんか。

「愛」

ウィトゲンシュタイン
愛されると嬉しい。

愛されないと淋しい。

愛されなくても、愛することができれば満たされる。

愛がほしくて見つめる。

少しでも愛が感じられれば、胸が暖かくなる。

愛するものがあれば夢中になれる。

そういう愛の代わりになるものはこの世に何もない。

幸福と呼ばれるものの中には必ず愛が含まれている。

いや、愛こそが幸福そのものなのだ。

この世の出来事すべての根底には、「愛」が関係している。

そんなことを思わせ、愛の奥深さを感じさせる名言です。

目の前にある事実

ウィトゲンシュタイン
内心や胸の奥の気持ちといったものがそれほど重要なのだろうか。

その人の表情や態度に表れているものよりも、本当に重要だと考えていいのだろうか。

相手の様子を窺うあまり、ときに深読みし過ぎて空回ることがあります。

相手のことを考えているはずなのに、なんだか上手くいかない。

そんな状況に心当たりのある人は、ウィトゲンシュタインのこの名言を思い出してみて下さい。

 

きょうのまとめ

今回は分析哲学の第一人者、ウィトゲンシュタインが遺した名言をご紹介してきました。

いかがでしたでしょうか。

最後に、ご紹介した内容を簡単にまとめると

① 分析哲学の第一人者であるウィトゲンシュタインは、興味深い名言を多く遺している。

② ウィトゲンシュタインの名言には、人間の思考や言語に関するものが多くある。

③ 名言の中には、現代の生活にも活かせるようなものがある。

ウィトゲンシュタインは他にも多くの名言を遺しています。

ご興味を持たれた方は、お時間のある時にでもぜひ調べてみて下さい。

あなたの人生を彩る言葉に出会えるかもしれません。

 

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