キング牧師ってどうして暗殺されたの?その理由を考えてみよう!

 

キング牧師は、ケネディ大統領が暗殺されたとき、

「 いつか私にも同じことが起こるだろう 」

と、家族に語ったといわれています。

彼は、1968年4月4日にアメリカテネシー州メンフィスで、白人男性によって暗殺されました。

ガンジーの影響を受けて、非暴力・不服従の力を信じ、

人種差別撤廃のため人生をかけて戦った「 説教者キング 」は、どうして暗殺されなければならなかったのか疑問に思いませんか?

それでは、キング牧師の暗殺とその理由を探ってみましょう。

キング牧師はどのように暗殺されたの?

キング牧師の暗殺の前日と当日の様子をご紹介します。

暗殺前日に行われた演説は大盛況

1968年2月にテネシー州メンフィスで、黒人労働者による賃金などの自由を勝ち取るためのストが起こりました。

彼らを支援するために、キング牧師はメンフィスに向かったのです。

当時殺人予告が頻繁にされていたキング牧師が乗る飛行機は、警戒態勢が取られていました。

その日の彼の演説は、死を予言した言葉が含まれていたようですが、内容は素晴らしいもので訪れた人々から大絶賛されています。

友人の目の前で撃たれたキング牧師

暗殺されたのは、翌日の1968年4月4日で、メンフィス市内のロレイン・モーテルのバルコニーでした。

後に黒人初の大統領候補となったジェシー・ジャクソンを含む友人たちと、今後の抗議活動についての話し合いの途中で、疲れた体をリラックスさせようとバルコニーに出たときです。

突然、「 パーン 」とすさまじい銃声がしたと思うと、キング牧師がよろめいて倒れました。

直ぐ近くのアパートの屋上から狙い撃ちされたのです。

銃弾は彼の首で破裂しており、1時間後の19時5分に聖ジョセフ病院で死亡宣告が行われています。

39歳という若さで帰らぬ人となりました。

犯人は、白人男性の”ジェームズ・アール・レイ”

犯人の白人男性は自分は無実だと証言しており、キング牧師を殺害した犯人なのかは不明です。

ジェームズ・アール・レイは、冷淡で攻撃的な性格とされる人物で、強盗や詐欺を繰り返し刑務所に送られ脱走した脱獄犯でした。

「 なんでこんな人に、キング牧師は殺されなければ… 」と思うほどのならず者の仕業だったのです。

しかし、レイは逮捕された後に合衆国下院暗殺問題調査特別委員会で、「 ラウールという名の男にはめられた 」と証言しており、無実を主張しています。

彼は獄中で病死しており、真相は闇に葬られました。

「 政府にも目を付けられていた? 」キング牧師

キング牧師は、なぜ暗殺されなければならなかったのでしょうか。

捕まった犯人が亡くなった今となっては、謎が解き明かされることはないでしょう。

説教者として黒人差別問題に命懸けで取り組んだキング牧師は、いつの時代も暗殺の対象でした。

もう一人の黒人運動の代表者、マルコムXも暗殺されています。

キング牧師の運動は差別撤廃から始まり、貧困解消へと進みました。

公民権運動からベトナム反戦運動にも関わっています。

政府の政策に対し対決姿勢を取り始めていたのです。

このような彼の状況では、命を狙われても当然でしょう。

お墓に刻まれたキング牧師の言葉

彼の亡骸は、生まれ故郷のジョージア州アトランタに埋葬されています。

お墓に刻まれた言葉とは

墓碑には、黒人霊歌の一説から引用された言葉が刻まれました。

キング牧師がワシントン大行進での、演説の最後を締めくくった言葉でもあります。

ここでその言葉をご紹介します。

私はついに自由になったのだ

とうとう自由になった

全能の神よ 感謝します

私はとうとう自由になった!

彼の死は、世界中の人々に衝撃を与えると共に、世界中が大きな悲しみに包まれました。

彼の夢や考え方は、黒人初の大統領オバマ氏をはじめ現在も世界中に広がっています。

キング牧師の功績

1964年に差別を禁止する公民権法を成立させ、同年ノーベル平和賞を受賞しました。

今でも彼の夢や功績は生き続けています。

彼の暗殺理由は、未だに不明で陰謀説もささやかれています。

暗殺されていなければ、オバマ大統領よりもっと早い段階で、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア大統領という、黒人初の大統領が誕生していたかもしれませんね。

きょうのまとめ

今回は、キング牧師の暗殺についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

キング牧師の暗殺について簡単にまとめると、

① 人種差別と闘い続けたキング牧師は常に暗殺の対象だった

② 白人男性が放った銃弾によって倒れた

③ 白人男性は、犯行を否認。未だに真犯人は不明

④ 政府からも目を付けられていたキング牧師

と言えるのではないでしょうか。

こちらのサイトでは他にも、キング牧師に関する記事をわかりやすく書いています。

ご興味のある方は、ぜひご覧になってください。










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