日本に住んでいて、三菱の名を聞いたことのない人はいないでしょう。
三菱の創設者である岩崎弥太郎は、もとは土佐藩の『地下浪人』という身分の生まれ。
そのため幼い頃は、貧しい暮らしをしていたと言われています。
にもかかわらず、三菱財閥を作り上げた岩崎弥太郎からは、学べることは多そうです。
そこで今回は、岩崎弥太郎の名言4選をご紹介していきます。
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岩崎弥太郎の名言4選
マインドからして違う
こちらは平々凡々と人の下にいるのは、死んでいることと同じという意味です。
世の中の多くの人にとっては、耳が痛いかと思います。
人の上に立つよりも、平々凡々と指示に従う方が楽ですよね……。
さすがの岩崎弥太郎、やはりマインドが違いますね。
徹底したコスト意識
岩崎弥太郎は無駄遣いに対しても、厳しくチェックをしていたそうです。
高価な白紙ではなく、使い古しの紙を使うことをすすめました。
また、こんな名言もあります。
こちらは従業員に大金を持ち逃げされたときの言葉だそうです。
樽の上からすくって飲まれることは大したことはないが、怖いのは樽の底から漏れる事という意味です。
無意識に使っているお金はありませんか?
意識して使う大きな買い物よりも、長期間にわたって無意識に支出しているお金の方が高くつく場合がありますよね。
よく、本当のお金持ちはケチで無駄を嫌うと言います。
ですが、だからこそお金持ちになれたということなのでしょう。
普段から努力をし続けること
たまたま魚がたくさんやってきても、その用意がなければ、素手ではつかめない。
魚は招いて来るものでなく、来るときに向かうから勝手にやってくるものである。
だから魚を獲ろうと思えば、常平生からちゃんと網の用意をしておかねばならない。
人生全ての機会を捕捉するにも同じ事がいえる。
ここ一番頑張ろう!と思うことはありますが、なかなか普段からそういった気持ちでいることは難しいことです。
常日頃から努力を積み重ねられるかどうかが、成功する人とそうでない人の分かれ目なのでしょう。
適度に休息を入れつつ、頑張りたいものです。
と、自分に言ってみます。
相手を思うことは結局自分のためになる
それは、必ず大きな利益をもたらす。
「情けは人の為ならず(※)」と言いますが、事業でも同じことが言えるのですね。
後半の「それは、必ず大きな利益をもたらす。」というのが、いかにもビジネスマンの発想だなあと思います。
岩崎弥太郎は日本で初めて、従業員にボーナスを支給したことでも知られています。
なるほど、社員に報いることは、結局は会社のためになりますからね。
きょうのまとめ
今回は貧しい家に生まれながらも、三菱財閥を創業した岩崎弥太郎の名言をご紹介しました。
岩崎弥太郎は、
② 無駄遣いを嫌った
③ 普段から努力することの大切さを知っていた
④ 自分の利益のためにも、相手の利益になるように行動すると良いと考えていた
こちらのサイトでは他にも、岩崎弥太郎にまつわる記事をわかりやすく書いています。
より理解を深めたい方は、ぜひお読みになってくださいね!
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