津田梅子と彼女が書いた手紙
彼女の手紙が問題なんです。 「彼女」とは、2度のアメリカ留学後、社会的地位の低かった明治の日本女性の高等教育のために尽力し、現在の津田塾大学を創設した津田梅子です。 2024年の新札改訂では新しい5000円…
彼女の手紙が問題なんです。 「彼女」とは、2度のアメリカ留学後、社会的地位の低かった明治の日本女性の高等教育のために尽力し、現在の津田塾大学を創設した津田梅子です。 2024年の新札改訂では新しい5000円…
『地獄の門』『考える人』など、青銅彫刻で有名な19世紀のフランス人彫刻家、 オーギュスト・ロダン。 「自然」というキーワードを大切に活動していた彼は、 語る言葉にもそれを感じさせる芸術論を遺しています。 今…
俳句。 17音にとぎすまされた宇宙。 旅に生き、旅に亡くなったある一人の求道者の足跡をここにたどってまいりましょう。 俳聖、松尾芭蕉まつおばしょう。 松尾芭蕉はどんな人? 松尾芭…
江戸時代の終わりに誕生した津田梅子。 当時では非常に珍しい、アメリカ留学を経験した梅子は、日本女子教育の先駆けとして活躍しました。 身を以て日本と海外との女子教育の違いを知った彼女は、そのスピーチや手紙の中…
「松島や ああ松島や 松島や」 日本三景の一つ松島を詠んだ句です。 季語、 どころか、 俳句の俳句による俳句らしいテクなど、 ほぼ一切かえりみられません。 『〇レバト』のあの辛口先生ならどんな評価を付けるの…
みなさん。 河合曾良かわいそらという人物をご存知でしょうか。 松尾芭蕉ファンにはなじみがありますね。 松尾芭蕉の弟子の一人で、あの『奥の細道』の旅の行程の大半をともにした人です。 今回は、そんな”いぶし銀”…
「閑しずかさや 岩にしみ入る 蝉せみの聲こえ」 俳諧を大成した松尾芭蕉がその代表作『奥の細道』に残した名俳句のひとつです。 今なら7月中旬。 山中にて、 ものすごくけたたましい蝉たちの鳴き声。 そのむし暑さ…
旅の俳人松尾芭蕉。 今回は彼の代表作『奥の細道』のはるかなる行程を、 江戸から 奥羽おうう(今の東北地方)、 北陸を経て、 大垣へ、 その心に残る名俳句とともにたどってまいりましょう。 江戸を…
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは多くの人が知るように、ベートーベン、ハイドンと並んでウィーン古典派を代表する音楽家の一人に数えられる人物です。 生前残した楽曲は600曲以上といわれ、『魔笛』『フィ…
生涯を貧しい人々のために働くことに捧げた マザー・テレサ。 20年近く続けた教師生活に別れを告げ、単身スラム街で働き始めたところから始まった彼女の活動は、多くの人の感動を誘います。 そして、テレサの創設した…