『奇跡の人』と呼ばれるヘレン・ケラー。
自分が背負った重度の障害を克服し、
更に、世界の病気や障害により苦しむ人たちを、
教育や福祉などを通して救済に尽力したアメリカ人女性です。
言葉を発することにより人生を劇的に変えた彼女の名言からは、学べることも多いはず。
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ヘレン・ケラーとは
ヘレン・ケラー(Helen Adams Keller)は、2歳の時の高熱により、不幸にも「聴力・視力・言葉」を失います。
3つの苦しみを背負うも、アン・サリヴァンという熱心な家庭教師との出会いにより、言葉を発することで、人間らしい人生を取り戻したアメリカ人女性です。
人の何十倍もの苦労をして、「言葉」を使えるようになった彼女の名言は、人々に今も感動を与えています。
今回は、彼女の名言の中から4つ厳選し、英語を交えてご紹介したいと思います。
ヘレン・ケラーの名言4選
ビジョンをもたない人は哀れ
どんなに些細なものでも、誰もが夢をもって生きていると思います。
こんな人になりたいというような、大きなビジョンじゃなくていいんです。
明日は今日より少しできることを増やすとか、掲げている目標に今日より明日は一歩前進できていたらいいな~と感じるだけで十分です。
アップル社の創設者のひとり、スティーブ・ジョブズの名言には、
人間って夢に向かって生きているから、その人生が楽しいんだと思います。
皆さんぜひ、夢をもって人生を謳歌してくださいね。
一人より闇の中でも、友人と共に歩む方がいい
光の中を一人で歩むよりも、闇の中を友人と共に歩む方が良い。
現在のストレス社会、皆さん嫌なことがあった時ってどうやってストレスを発散しますか?
人に愚痴ってスッキリする人や思いっきり飲んではしゃいで忘れる人、スポーツをしたりして発散する人もいるでしょう。
栄光ある人生を歩んでいても、ストレスを感じることはあるはず。
一人で飲んではしゃいだって、ストレスは発散できません。
友人がいるからこそ、周りを気にせずはしゃげるのではないでしょうか?
何となく側にいてくれる友が、大切に思えてくるのは私だけでしょうか?
心で見極める、心の目を養いなさい
世界で最も素晴らしく、最も美しいものは、目で見たり手で触れたりすることはできません。それは、心で感じなければならないのです。
絶景写真集などを目で見て美しいと感じるのもいいですが、
現地に行って心で感じる絶景の素晴らしさに勝るものはないと思ったのです。
ヘレン・ケラーが、来日した時に行った場所の一つに、世界遺産に登録されている厳島神社があります。
彼女は厳島の絶景を、心の目で見てどう感じたのでしょう。
老子の言葉で、
という名言があります。
見た目に踊らされず、心で感じたものを大切にしなさいとの教えです。
かのアインシュタインも、
と、語っています。
自分の心に響いたものを信じてみませんか?
多くの人が苦悩を乗り越えている
世の中は確かに苦難でいっぱいですが、それを多くの人が乗り越えていることも事実です。
この名言を目にした時、直感で好きだと思いました。
本当に生きていると色々なことがあり、逃げ出したくなることも多いのが現実です。
でも、辛いことに直面しているのは自分だけではありません。
人それぞれに辛いこと悲しいことに、直面してもそれを乗り越え、一歩一歩前に進んでいるんです。
人間に、乗り越えられない苦悩なんてありません。
辛いのは一時の事。
それを乗り越えた先には、また一つ成長した自分が待っています。
きょうのまとめ
ヘレン・ケラーの名言を4つ紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
簡単にまとめると
① 夢をもてない人は哀れなもの。
② 栄光の道を一人で歩くより、闇の中でも仲間と歩きたい。
③ 本当に素晴らしいと思える、心の目を養いなさい。
④ 苦難を抱えているのは、自分だけではありません。多くの人が苦難を乗り越えている。
と言えるのではないでしょうか。
ヘレン・ケラーについては他にも記事がありますので
よろしかったらご覧になってみてください。
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