ココ・シャネルの名言 美のデザイナーからの普遍的なアドバイス

20世紀に活躍したフランスのファッションデザイナー、

ココ・シャネル。

彼女が創立した高級ファッションブランド、

「シャネル」の名前は誰もが耳にしたことがあるのではないでしょうか。

今回は、服だけでなく化粧品やジュエリーに香水など、

女性が身にまとうあらゆる物に携わり手掛けてきた彼女の遺した言葉を、

名言と共に見ていきましょう。

ココ・シャネル　名言

出典：Wikipedia

好きなことしてますか？

私は好きなことしかしない。

私は自分の人生を、自分が好きなことだけで切り開いてきたの。

今や世界中で愛される高級ブランドとなった「シャネル」。

しかしその始まりは、少し意外なところからでした。

幼少期に孤児院や修道院を転々としながら育った彼女は、

18歳の頃、お針子仕事の傍ら歌手を目指していました。

しかし何度もオーディションに落ちたことでその夢は諦めることに。

その後当時交際していた将校と共に移り住んだ地で、

退屈しのぎに好きだった裁縫を始めます。

そこで制作していた帽子のデザインが認められると、

恋人の支援のもとパリでアトリエを開くことになったのです。

その後、コレクションを発表し大成功を収めた彼女は、

そこから一代で自身のブランドを築き上げていったのです。

そんなココ・シャネルが遺したこの名言は、強い自信に満ち溢れています。

そりゃあ皆好きなことだけしたいに決まっている。

でも現実はそう簡単にはいかないじゃないか。

この名言を見てそんな風に感じたそこのあなた。

彼女は以下のような名言も遺しています。

失敗しなくちゃ成功はしないわよ。

お金持ちな人と豊かな人

世の中には、お金持ちな人と豊かな人ってのがいるわ。

自分がもし億万長者になったら、

あれもこれも手に入るし、働かなくてもよくなるのに。

現実に疲れている人なら誰しも一度はこんな妄想をしたことがあるでしょう。

ココ・シャネル自身がお金持ちになった人なので、

そんな人に言われてもなあ、と思うかもしれません。

しかしこの名言は、お金持ちになったからこそ見えてきた気づきでもあるのです。

お金持ちになることと、豊かになることは違う。

お金はあくまでも、商品やサービスと交換するために必要なツールであって、

本来はそれ自体に価値はないのです。

資本主義社会に生きる私たちにはどうしても必要になってくるお金ですが、

こればかりに捕らわれて、あなたにとって幸せに思えることは何か、

つまり豊かになれることは何かを見失わないでください。

ココ・シャネルはこれに関連するこんな名言も遺しています。

贅沢とは、居心地が良くなることです。

そうでなければ、贅沢ではありません。

人間にとって最も勇気のいる行動

今もなお、最も勇気のいる行動とは、

自分の頭で考え続けること。

そしてそれを声に出すこと。

人はいざという時であれば、底力を発揮することができます。

自分で考え行動を起こす。

結果がどうであれ、勇気をもって自発的に行動できたことを、

少なからず誇りに思い満足感を得られるでしょう。

しかし実は、その後の方が大変だということを、この名言からは感じることができます。

ファッション業界で知らぬ人などいない程有名になった、ココ・シャネル。

しかしファッションには、「流行」という厄介な壁が存在します。

ココ・シャネルはこの壁を超えるために、生涯戦い続けました。

他と差別化を図りながら世の女性たちを惹きつける新しいものを、

そして流行という一時だけもてはやされて終わることが無いよう、

自身がいつも先頭に立ち、不動のスタイルを築いていきました。

彼女は過去の成功に捕らわれることなく常に考え続けたのです。

こんなアドバイスも・・・

ここまでは、覚えておくとどこかで役立つかもしれない、

ココ・シャネルの普遍的な名言たちをご紹介してきました。

最後に、女性の「美」に携わったファッションデザイナーらしい、

こんな名言をご紹介してまとめに入りたいと思います。

その日、ひょっとしたら運命の人と出会えるかもしれないじゃない。

その運命のためにも、できるだけ可愛くあるべきだわ。

この名言も、女性に限らずあらゆる運命に対応するためという意味で、

全ての人に当てはまる普遍的なアドバイスと言えそうですね。

きょうのまとめ

今回はフランスのファッションデザイナー、

ココ・シャネルが遺した名言をご紹介しました。

いかがでしたでしょうか。

彼女の名言の内容をまとめると

ココ・シャネルは他にも印象深い名言をたくさん遺しています。

興味を持たれた方はぜひ調べてみて下さい。

彼女の言葉から、自分らしく生きる上でのヒントを得られるかもしれません。

ココ・シャネルの年表を含む【完全版まとめ】記事はこちらをどうぞ。
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