ベトナム独立に全てを懸けたホーチミン 建国の父が遺した名言

 

フランスの植民地となっていたベトナムに生まれ、

ベトナム独立戦争の指導者となったホーチミン

第二次世界大戦後は初代主席としてベトナムの独立を宣言しました。

建国の父として、現在でもベトナム国民から慕われるホーチミンは、

一体どんな言葉を遺しているのでしょうか。

今回は彼の名言を一緒に見ていきましょう。

 

ベトナム独立へ!革命指導者の名言

ホーチミン

ホーチミン
出典:Wikipedia

ここでは、ホーチミンのベトナム独立を目指した熱い名言を

5つご紹介します。

現在にも引き継がれる意思

自由と独立ほど尊いものはない。

この名言はホーチミンの遺した最も有名な名言で、

この一言で、彼自身の人生や考えを知ることができます。

ベトナムの独立にその生涯を懸けた功績は、

現代でも多くのベトナム人に讃えられています。

ちなみにこの名言は、ホーチミンの資料館や道路、町の入り口など、

ベトナム全土の至る所でかかげられている言葉なのです。

奴隷になるくらいなら・・・

奴隷として生きるより、生贄に殉じる方が良い。

1887年にカンボジアと共にフランスの植民地となったベトナム。

第二次世界大戦の際、フランスの降伏により、

今度は支配からの解放を謳っていた日本軍が進駐してきます。

しかし、1944年から翌年の春にかけて起こったベトナムの飢饉に対し、

フランス政府と日本軍は大した解決策を見出すことなく、

結果的に数十万から数百万におよぶ餓死者を出すことになりました。

ホーチミンのこの名言からは、フランスによる長年の支配と、

解放を謳っていたはずの日本からの裏切りとも言える現状に対する、

強い憤りを感じさせます。

実際に、これをきっかけとして、ベトナム勢力は独立に向けた運動に

ますます力を注いでいくことになったのです。

次にご紹介する名言では、その失望や怒り、

そして独立に向けたホーチミンの強い決意をうかがうことができます。

革命の闘士よ!

フランスは卑怯にも、我々の祖国を日本に引き渡した。我が人民はこれまでフランスという海賊に水牛のように仕え、今度は日本という海賊の奴隷となった。ベトナムの2千万の人民はこのようなことには我慢できない。

革命の闘士よ、蜂起の旗を高く掲げよ!
祖国の聖なる呼びかけが、今響きわたる。

我々は諦めない

今日、象が戦っているのはイナゴだろうが、明日になれば、腸を食いちぎられていよう。

この名言に出てくる「象」はフランス軍のことを指し、

「イナゴ」はベトナムの独立に向けて闘う人々のことを指しています。

この名言からは、ホーチミンが当時のフランス勢力と自分たちの勢力の現状を

冷静に把握していたことがうかがえます。

その上で、自分たちは決して諦めないという強い意志を物語っています。

次にご紹介する名言でも、そのまっすぐな意志を感じることができます。

我々は必ず勝利する

我々がフランス兵を1人殺す間に、フランスはベトナム兵10人を殺すことができる。
だが、たとえそうであってもフランスは負け、我々が勝つ。

 

名言から見るホーチミンその人

ここからは、ホーチミン自身の考え方が垣間見えるような名言を

ご紹介していきます。

根本にあるものを考えよう

足を削って靴に合わせるのではなく、靴は必ず足に合わせ、
牛舎をつくるには、牛の体位を測れ。

この名言は、何事もまずその根本を明確にすることが大切だ、

という解釈をすることができます。

自分はどう在りたいのか、自分は何をしたいのか、譲れないものは何なのか。

理想を追い求める気持ちや行動力は素晴らしいものだけれど、

その原動力となっている、根本にあるものは何なのか、

人は意外と見失いやすく、気づいたときにはへとへとに疲れ果て、

自分は何でこんなことをしているのだろうか、と思いがちです。

ホーチミンのこの名言からは、まず冷静に現状を把握した上で、

行動に移すことの重要性を説いていることをうかがうことができます。

次にご紹介する名言は、このことがもう少し分かりやすく表現されています。

現実を見つめよう

計画は確実で、バランスが取れたものでなければならない。
自分の主観をもって、現実の条件に変えるようなことがあってはならない。

 

きょうのまとめ

今回は、ベトナム革命を指導した建国の父、

ホーチミンの遺した名言をご紹介しました。

彼の遺した名言からその人柄が見えてきたでしょうか。

最後に名言をもう一度振り返ってみましょう。

① 自由と独立ほど尊いものはない。奴隷として生きるより、生贄に殉じる方が良い。

② フランスは卑怯にも、我々の祖国を日本に引き渡した。我が人民はこれまでフランスという海賊に水牛のように仕え、今度は日本という海賊の奴隷となった。ベトナムの2千万の人民はこのようなことには我慢できない。革命の闘士よ、蜂起の旗を高く掲げよ!祖国の聖なる呼びかけが、今響きわたる。

③ 今日、象が戦っているのはイナゴだろうが、明日になれば、腸を食いちぎられていよう。我々がフランス兵を1人殺す間に、フランスはベトナム兵10人を殺すことができる。だが、たとえそうであってもフランスは負け、我々が勝つ。

④ 足を削って靴に合わせるのではなく、靴は必ず足に合わせ、牛舎をつくるには、牛の体位を測れ。計画は確実で、バランスが取れたものでなければならない。自分の主観をもって、現実の条件に変えるようなことがあってはならない。

ホーチミンの遺した名言は、他にもまだたくさんあります。

ご興味を持たれた方はぜひ調べてみて下さい。

現代でも役立つような言葉に出会えるかもしれません。

ホーチミンの年表を含む【完全版まとめ】記事はこちらをどうぞ。
関連記事 >>>> 「ホーチミンとはどんな人物?簡単に説明【完全版まとめ】」

 

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