徳川秀忠の性格とは?真面目で実直?

 

徳川幕府260年の歴史を創った徳川家康、

その後継ぎ徳川秀忠

2代目将軍徳川秀忠はどのような性格だったのでしょうか。

関ヶ原の戦いでは、父家康の一世一代の大切な戦に遅刻する大失態も有名です。

今回は徳川秀忠の性格についてお伝えします。

 

徳川秀忠の性格について

天下を取った初代徳川家康、そして有名な3代目徳川家光

残念ながら2代目徳川秀忠はあまり脚光は浴びていません。

秀忠の性格は真面目で温厚な性格だと言われています。

もともと徳川秀忠は三男で2代目将軍となるとは思ってもなかったかもしれません。

長男信康、次男秀康はいずれも死去し、急遽秀忠が後継ぎとなります。

母の西郷局は目の不自由な人に慈善活動をするなど非常に優しい方だと言われています。

さらに正室は美人浅井三姉妹の三女江姫で、年上女房でもあり、秀忠は側室をもうけていません。

秀忠はそのような背景、環境があったことが、真面目で温厚な性格となったのかもしれません。

徳川秀忠の性格がわかるエピソード

徳川秀忠が13歳の時、勉強している部屋に、牛が乱入して周りが大混乱になったことがありました。

しかし、徳川秀忠のみ冷静に講義を聞き続けていたそうです。

さらに、あるとき、能を鑑賞しているときに大きな地震が起きたことがありました。

このときも、冷静に素早く指示を行い、混乱と被害を最小限に抑えることがあったそうです。

一般的に真面目で温厚というイメージが強い秀忠ですが、冷静沈着的確な判断を持ちあわせている人物であったようです。

2度の大失態

関ヶ原の戦い大坂の陣の2つの大合戦でいずれも失態を犯しています。

まず関ヶ原の戦いです。

秀忠は関ヶ原の戦いに向けて中山道を進軍していたところ、信濃の真田家の上田城攻めに手間取ります。

また悪天候が重なり、結果、実父の一世一代の関ヶ原の戦いに遅れて到着してしまいます。

もう一つは大坂の陣

秀忠は徳川の総大将として大軍を率いて出陣。

今度は遅刻すまいと大急ぎで進軍します。

しかし、あまりにも強行日程で進軍したため、軍の士気がさがり、これも家康から大目玉となりました。

実は有能な政治家?

秀忠は真面目で実直、父家康の言いなりという性格で知られていますが、実は非常に有能な面もあります。

三代目家光が整備したと言われる公家諸法度武家諸法度などの諸制度は実は秀忠が基盤を築いています。

また、父家康死去後、自分に従わない弟(松平忠輝)や譜代大名の本多正純など城や領地を没収したりしています。

さらに娘の和子を後水尾天皇に嫁がせて、皇室や公家たちの関係も構築し、政治的な手腕を発揮しています。

尾張紀伊水戸に配置して徳川御三家の体制を整えたことも、徳川260年の基盤を創り上げた施策の一つです。

このように、政治家としては非常に堅実、冷静な判断をし、3代目家光に培った基盤を継承させたとも言えそうです。

家康が2代目に秀忠を選んだ本当の理由とは?

徳川家康が秀忠を後継ぎに選んだ背景は複数あると言われています。

まず、戦国の世、息子といえども実父を平気で殺す時代。

真面目、実直な秀忠には反逆心がまずないことが、家康にとって非常に好都合でもありました。

安心して天下取りにまい進できるという判断です。

そしてもう一つ。

秀忠の母西郷局は非常に優しい女性で家康が最も愛した女性であると言われています。

最愛の女性が生んだ子、秀忠は目に入れても痛くない、そんな想いがあったかもしれません。

能力の有無以前に、秀忠を後継ぎにしたいという思いがあったのではないでしょうか。

最愛の秀忠という視点から見てみると関ヶ原の戦い遅刻の大失態も違うように見えてきます。

勝つか負けるかまったく分からない5分5分の戦。

大切な最愛の秀忠のリスクを考え、敢えて遅刻する可能性のある戦略を立てたという見方もできます。

実際、この大失態では秀忠に大きな罰則はなかったと言われています。

もちろん、関ヶ原の戦いで万が一、自分が亡くなった際、徳川の血筋を残すためという考えもあったかもしれません。

きょうのまとめ

徳川秀忠の性格について見てきましたが、いかがでしたでしょうか

徳川秀忠の性格は、

① 秀忠の性格は真面目で実直

② 秀忠は、実は冷静で的確な判断ができる人物

③ 秀忠は優秀な政治家として江戸幕府の基盤を創り上げた

④ 徳川家康はその性格の秀忠を愛したかもしれない

と言えるのではないでしょうか。

徳川秀忠については、他にも色々な記事があります。

よろしかったらご覧になってみて下さい。

 

徳川秀忠の【完全版まとめ】についてはこちらをどうぞ。
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