土方歳三の最後の戦いはどんな状況だったか?

 

新撰組、副長・土方歳三ひじかたとしぞうの最期はいったいどのようなものだったのでしょうか。

新撰組は戊辰戦争に参加し、函館の地で戦いを終わります。

そのとき、鬼神の如き活躍を見せていた土方歳三は戦いの中で最期を迎えます。

土方歳三の最期は、新撰組の最後でもありました。

今回は土方歳三がどのような最期だったのでしょうか。

 

土方歳三の最後の戦い、函館戦争

土方歳三

土方歳三
出典:Wikipedia

「戊辰戦争」で多くの仲間を失った新撰組は、

旧幕府軍勢力の一部として、函館戦争に参加します。

その中には激闘の中、生き残っていた土方歳三の姿もありました。

函館の地で土方歳三は最後の戦いを迎えます。

土方歳三最後の地は函館

新撰組は、旧幕府軍の一部として戊辰戦争に参加しました。

薩長同盟を中心とする官軍は錦の御旗を掲げ、旧幕府軍を「賊軍」として追い詰めてきます。

旧幕府軍は、「鳥羽伏見の戦い」で決定的な敗北を喫し、「江戸城の無血開城」へといたります。

しかし戦いは終わることなく、旧幕府軍は戦い、

官軍となった薩長連合軍に破れ続け、北へ北へと逃れていきます。

そして、戊辰戦争最後の地である函館で旧幕府軍は、迫り来る官軍を迎え撃つことになります。

その中に、新撰組、副長の土方歳三がいました。

土方歳三も、またこの函館の地で戦いを待っていたのです。

宮古湾海戦に参加した土方歳三

土方歳三率いる新撰組は、函館の五稜郭に立てこもります。

土方歳三は、宮古湾海戦に参戦します。

旧幕府軍の作戦は近代海戦の常識を破るものでした。

幕末では蒸気船に大砲を搭載し、すでに船同士の砲撃戦が中心となっています。

しかし、土方歳三の参加した宮古湾海戦では、

「官軍の軍艦「甲鉄」に抜刀切り込み隊を送り込む」

と言う作戦を旧幕府側は実行しようとするのです。

後に、バルチック艦隊を破った東郷平八郎も宮古湾海戦に参加していました。

彼は後に、旧幕府側の作戦を知って

東郷
恐ろしさを感じた

と言う感想を残しています。

しかし、この作戦は失敗します。

土方歳三は多くの部下を失い、船を降り戦いは陸戦へと移行していくのです。

最期の叫び「我この柵にありて、退く者を斬る!」

土方歳三の存在は薩長連合を中心とする官軍にとっても非常にやっかいでした。

官軍は海戦に勝利し、函館上陸に成功します。

土方歳三は官軍がわざと鈴の音を鳴らし、包囲したとみせかけてますが、

「本当に包囲しているならば、気づかせないないようにするはずだと」冷静に状況を分析し、部下に対し反撃を試みさせます。

しかし、絶対的な兵力では官軍が圧倒的に上です。

次第に土方歳三のいる旧幕府軍は劣勢となっていきます。

土方歳三が守る二股口は粘り、官軍の侵攻を許さず、大いにてこずらせましたが、

やがて官軍の巨大な兵力が包囲を完成させようします。

土方歳三はこれ以上二股口を守ることに意味はないと悟り、五稜郭に撤退します。

そして、土方歳三は戦い続けました。

最期のときまで官軍を苦しめた土方歳三は、戦いの最中に馬上で抜刀し叫んだのです。

土方
我この柵にありて、退く者を斬る!

負け戦の中で、逃げてくる味方を切り捨てると宣言しました。

まさに、新撰組の鬼の副長は、最後まで「戦の鬼」であったのです。

しかし土方歳三はこう叫んだ直後に、銃弾を受けます。

腹部――

銃弾を腹部に受けることは当時、死を意味しています。

そして、土方歳三最後の戦いは終わりを告げました。

彼は函館後で戦死したのです。

 

その後の戦い

鬼神のような戦いぶりで、戦線を辛うじて支えていた土方歳三を失ったことで、

旧幕府軍は一気に瓦解がかいします。

土方歳三が最期を迎えた日から数日後に、

旧幕府軍は、薩長連合を中心とする官軍に降伏するのです。

 

きょうのまとめ

新撰組副長の土方歳三の戦いぶりを紹介してみました。

彼の戦いとその最期を簡単にまとめると

① 土方歳三は函館を最後の地とした

② 土方歳三は最後まで官軍を苦しめた

③ 土方歳三は馬上で叫び、銃弾を受け最期を迎えた

と言えるのではないでしょうか。

当サイトでは、他にも土方歳三に関する記事がありますので

ご興味がありましたら是非ご覧ください。

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